2024年4月 ゴールデンウィークが始まった

世の中ゴールデンウィークがはじまった。お休みの人だらけで、朝電車に乗ってもガラガラだ。いつもこうだと助かるが。なので自分は土日祝日に仕事に行くのが好き。帰りも「本来休日だし」とか勝手に決めて、いつも早く帰っているくせに余計に早く帰ってしまったりする。昨日の日曜日は3時すぎに終わってしまった。

今日も「昭和の日」とやらで祝日。少しだけ遅く家を出て(といって朝5時台ではある)、電車に乗ると誰もいない。わざわざ普通電車に乗ったのも原因だろう。それでも和光市有楽町線に乗り換えると割と人が乗ってきて立っている人も出てきた。

お向かいにジジイが座っており、キャップをかぶっていた。なぜかジジイはキャップをかぶる。リズアルの散歩をしていても、散歩中のジジイを見ると大抵かぶっている。今度理由を聞いてみたい気もする。

今日の電車ジジイのキャップには大きく「EXISTENCE」と書いてあった。小柄で細身、その割にしっかりとこぶしを膝に置いて目をつむっている。寝ているのかおきているのか。寝ているのかもしれないが死んではいない。

なぜか、私たちが身に着けるものはアルファベットが書いてあるものが多い。外人さんが漢字Tシャツを着るのに通じるところがあるのか。なんだか知らないが、なんとなく「EXISTENCE」のキャップが少しおかしく思えるジジイではあった。

誰もいない。いつもこうだとありがたい。