2024年4月 また実家に帰ることができた

「また帰ることができた」と言っても先月も来ている。本来はずっとおばあちゃんのそばにいないといけない。だから「また、やっと帰ることができた」

ここはリズちゃんとアルくんが突っついてくることもないし、ゆっくりご飯が食べられる。散歩に行かなくてもいいが、やっぱり、リズとアルに引っ張られながら行く散歩もいい。う~ん、やっぱりリズアルと散歩に行きたい。

かわりにおばあちゃんを散歩に連れ出している。もう89歳、散歩もいつまで続けられるのかわからない。リズちゃんももう10歳だし。アル君は6年も閉じ込められていたし、やっぱり楽しい散歩に連れ出したい。これからももっと楽しまないとね。生きているんだから。

最寄駅から実家に歩いている途中で楽器屋さんを見つけた。外からそっと覗いてみるとギターがいくつか並んでいる。お茶の水にあるようなたくさん置いてある名前の知れた楽器屋さんではないが、エレキギターもいくつかあった。

最近ほしくて仕方がないテレキャスターも置いてあった。Fender Japanのと、SquireのClassic Vibは持っているがぜひもう一本ほしい。ウチにあるのと同じで、メイプルネックのバタースコッチだった。

奥様のことだから多分買っても同じ色だし、本数が増えてもわからない気がする。しかし、持って帰るタイミングが難しい。うっかりギターを担いで家に忍び込むのをもし見つかったら大騒ぎとなる。

なぜかこんな田舎にもギター屋ができたんだと感心したがやはり入る勇気はない。体はでかいが気は小さいのでギターを眺めているときにお店の人ににらまれると、ついつい「これください」と言ってしまいそうだ。仕方がないのでそのまま素通りして帰ってきた。

 

朝 富士山