フェリーは小学生だか中学生だったかのころに一度だけ乗ったことがあるはず。ほとんど覚えていない状態で自分としてはほぼ「初フェリー」。
船は夕方5時頃に大阪を出港。お部屋は結構立派で、リズ&アルも大喜び(勝手に決めている)。ベッドが少々小さく感じたけど身長186センチなので仕方ないか。特にワンコたちに占領されると結構きつい。本来、ワンコはベッドやソファーに乗せてはいけけないけど粗相することもないし、毛は抜けないしそこら辺のジジイよりきれいに思えるという勝手な考え。
珍しがって、用もないのに船内をウロウロしたが新しい船だしとてもきれい。残念ながら雨が降っていたためデッキへは出られず。ドッグランがあるとか言われたので行ってみたけど、まあ小さなスペースで、屋根付きの囲いのある船外で床も雨で濡れており、残念ながら利用できず。まあそんなに走れるスペースではないし。
ワンコ連れだとレストランに入れないため途中でお弁当を買ってきており、お部屋で晩ごはん。お酒は持ってこなかったため、船の売店に行ってワインと焼酎とビールをかってきた(何泊するつもりだ)。日本ならではだろうけどビールの自販機を発見。すばらしい。
ワインをもってレジへ行くと、「ワインを買われた方にはグラスをプレゼントしております」とか。随分とサービスがいいと思い喜んだが、プラスティック製のずいぶんと小さなやつ。でも無いより全然よかった。
ご飯を食べてゆっくりしているとテイクアウトのメニューがあると船内放送。カレーもあるそうで、奥様が「買ってこようか?」と言ってくださったのでお願いすると、無料で大盛にしてくれたとか言って持ってきた。
「ねぇ、ちょっとご飯大盛りにして頂戴」とは言わなかっただろうけど。結局ちょっと前にお弁当を食べたばかりでも、カレーも完食。「まだ食える」と言うと「そんなに食うな」とか。500mlのビール1本とワインもボトル1本飲んでしまい、次は買ってきたいいちこを飲んでいたけど不思議と酔わなかったのはなぜだろう。
鹿児島の志布志へついたのが朝の8時くらいだったか。予定より30分くらい早く着いたとか。普通、旅館とかならチェックアウトまで時間があるが、フェリーはすぐに出ないといけない。なんなら「予定より時間がかかりました」とかいってお昼くらいについてもらってもいい感じ。
やっぱり海の上。外洋へ出ると、夜は思っていたより揺れた。ガタガタいってびっくりしたけど、ワンコたちもちょいちょい起きており、少し寝不足だったかも。それでも私はまあまあ寝てました。7時頃まで寝ていると結構いそがしい感じ。モタモタしていたら乗務員さんがノックしてきて「そろそろ下船です」とか。お寝坊さんたちには少し忙しい。
それでもやはり船は飛行機と違って快適。まあ、飛行機でもビジネスクラスくらいならいいかもしれませんが。奥様は味をしめてしまったようで、「また行きたい」とか。でも、そうそう行けるものではありません。