夜中にトイレに起きました。トイレに座ると苦しくなって動けなくなりました。なんとかトイレから出ようとしましたが途中で力尽きてしまいました。
おじいさんがなかなかトイレから出てこないので、おばあさんは心配して見に行くとおじいさんがトイレの戸のあたりで転んでいて、意識がない状態でした。すぐに救急車を呼びましたが病院で息を引き取ってしまいました。
私は朝いつものように4時ころに起きると、家電が鳴りました。電話に出なくてもわかりましたが、案の定「おじいさんが死んじゃった」との電話でした。それから急いで支度をして愛知の実家に向かいました。（コロナは無視です）
88まで生きてくれましたが、何も親孝行できないまま逝ってしまいました。それどころかおばあさんが一人になってしまい、困っていますがこれも今までわがままし放題で生きてきたバチが当たったようです。
考えが間違っているんでしょうが、おじいさんのお葬式をしてみて、ほんのちょっとだけうらやましい感じがありました。みんな「いい人だった」とほめてくれましたし、一生懸命考えて大好きなお酒やらお菓子やら棺に入れてくれましたし、本人はもう何もしなくてもいいのです。何も心配することもありませんし、だれにもなんにも怒られることもありません。もっとも何もできないのですが。
まずは、一週間のお休みをいただきましたが、おばあちゃんの具合がよくなく病院に行ったりして、次の病院の予約もあり、お休みを延長しました。ちょうどゴールデンウイークになってしまうため、4月19日（月）から5月5日（水）までという長期休暇をいただくことになってしまいました。
それでも片付けは終わりません。手続きやらも色々大変。しかし、もし自分が死んだら困るだろうなぁと思います。銀行やらクレジットカードやらインターネットに電気代、ガスに水道に加えて、DropboxにMicrosoft365、icloudにAmasonやらNetflix、まだあります。どこかに紙に書いてまとめておこうかと思います。途方に暮れる奥さんの顔が目に浮かびます。財産がないのでその辺のもめごとはないでしょう。支払いだけでなくて「け～たいが使い方がわからない」、「iPadがおかしい」「～の電気がつかない」から「コレとアレとコレカートに入れといたよ」などなど、「絶対私のほうが先に死ぬ」と言われておりますが、そういう人ほど長生きすると思います。
平日だったし、人も少ないだろうと出かけていました。
インスタ映えを狙っているんでしょうか。まんまと乗っかっております。
前回はモクちゃんも一緒でした。
今年は写真になってしまいましたがお骨のおすそ分けのお守りも携帯してます
